それなりに使えるリトマス紙

 商品の紹介   2022-11-09

それなりに使えるリトマス紙

リトマス紙のテスト

リトマス試験紙(中国製)を購入しました。
園芸で使う土の pH(水素イオン濃度) を調べるためです。
一般的な植物は pH 5.5〜6.5辺の弱酸性の土壌を好むらしいのですが、肥料や酸性雨などの影響により、徐々に酸性へ傾いて行くらしいので、それが気になる場合は時々石灰などのアルカリ成分を使用して調整するんだとか。

…という訳で、今回購入したリトマス紙が正常に使用出来るのかどうかを調べてみる事にしました。

水道水

水道水
まずは、通常の水道水。
厚生労働省の基準では pH5.8〜8.6 の範囲内が求められているらしいですが、出来るだけ pH7.0(中性) に近い値が期待されます。

リトマス紙
分かりづらいですが、pH7 の色に近いような気がします。
(色の見本が紙製なので、濡れているリトマス紙を接触させると変色してしまうと思い、宙に浮かせています)

リトマス紙B1
別のリトマス紙でも調べてみました。

リトマス紙B2
pH 6.75〜7.0 あたりな気がします。

お酢・レモン果汁

色の変化が微妙だと分かりづらいので、明らかに酸性な液体を調べてみます。



消費期限が結構過ぎています。


pH3 に近いような。



原材料を見ると、レモンの他に、保存料(亜硫酸塩、安息香酸Na)という物が入っているようです。


pH2 に近いような。


別のリトマス紙では両方 pH 4.5 になりましたが、このリトマス紙は調べられる範囲が pH4.5 〜 9.0 なので、その範囲外のものは振り切れてしまうようです。

結果は、それなり

色を判別し難いですが、大雑把には使えると思います。